この記事では、ZOOMではじめてイベントをする方に向けて、初心者のわたしなりに気をつけたことをお伝えしていきます。
2021年8月の下旬、とあるグループで「手帳の使い方シェア会」というイベントをしました。
https://twitter.com/inomi1313/status/1429760329198850050?s=20
わたしはイベントを何回もやってきたよというイベントの達人ではありません。ですが、達人ではないからこそ伝えられることがあると思い、この記事を書くことにしました。これからイベントをすることになった方へ、一例として参考にしていただけたら幸いです^^
ちなみに、現在、行動できる自分になる!思考の言語化サポートという個人相談サービスにて様々なご相談をお受けしています。詳細はこちらからご確認ください^^
イベントをする決意
まず、イベントの企画やスライドの作成など具体的内容の前に、よかったことを振り返ります。
それは…
わたしは「人生でやってみたいこと」を手帳に書いています。愛用している自分軸手帳の中には「足し算のワーク」があります。「やってみたいこと」を書き出すページです。
▼自分軸手帳の足し算のワークの書き方についてはこちら
いろいろ書いている「やりたいこと」のひとつに「自分でイベントを主催してみる」という項目がありました。いつか実現したらいいな~くらいに思っていましたが、偶然、そのチャンスがやってきました。
以前の自分であれば、イベントをすること自体を躊躇していたと思います。ですが、自分軸手帳の足し算のワークに「やってみたいこと」として書いていたおかげで、イベントをすると決められました。実際に行動したことで「やってみたいこと=足し算」がひとつ叶いました。
わたしのように「イベントを主催する」といった内容に限らず「なにかやってみたい」と思うことがあるとき、そしてその機会が来たときには、勇気を持って手をあげてみること。そのマインドが大事だと思います。
それではイベントの準備編と当日編に分けて、お伝えしていきます^^
イベントの準備編
① 参加者に持ち帰ってもらいたいものは?
② 原稿をつくる
③ スライドはシンプルに
準備は3段階で進めてみました。ひとつずつ見ていきましょう!
① 参加者に持ち帰ってもらいたいものは?
※イベントで使用したスライドです。
はじめに参加者に持ち帰ってもらいたいものを考えました。イベントのゴールとも言えますね。
今回のイベントは「手帳の使い方シェア会」という内容でした。手帳をテーマにイベントを企画する。まず考えたことはイベントの着地点=ゴールです。
今回は手帳の使い方シェア会ということだったので「手帳でPDCAを回そう!」ということをゴールに設定しました。
わたしが自分軸手帳を使い始めて驚いたこと。それは手帳にスケジュール以外のことを書くということです。
自分軸手帳を使うまで、手帳は予定だけを書くものだと思っていました。バレットジャーナル方式でやりたいことを書いたりしていましたが、書きっぱなしでそのまま…。自分軸手帳のように定期的に振り返りをするということはなかったのです。
はじめに参加者に持ち帰ってもらいたいもの=ゴールを決めました。そして次に、伝えたいことを決めました。
※伝えたいことはこちらの2つにしてみました。
ここまでの「アウトライン=概要」が決まれば、あとはこまかい作業になってきます。
② 原稿をつくる
アウトラインを決めたら、つぎに原稿を作りました。わたしの場合、ある程度、話す内容の目安になる原稿を作っておいた方が安心できるからです。
原稿を作っておいて、おおまかに話すことを決めておく。その状態で当日を迎えることで、緊張をやわらげることができました。
事前に原稿を作るか作らないか、これは人によって変わると思います。わたしの場合はあった方が安心するというだけなので、作らなくても問題ないです。
①その場でとっさの会話が得意な人
②メールやチャットなどのテキストベースのやりとりが得意な人
いきなりですが、みなさんはどちらの方が得意ですか?わたしは圧倒的に後者、テキストベースのやり取りの方が好みです。とっさの会話、できなくはないけど得意なわけでもない。よく、友人と会話したあとに、あのときこう言えばよかったな〜なんて思ったりします。電話もあまり得意ではない。。。なので、ホリ●モンさんではないですが、NOテレフォン、とても賛成なのです。笑
以前、本業で、顧客に対してお詫びの連絡をすることがありました。そのとき、事前にいろいろと想定してから望むタイプでした。「あれを言われたら、こう返答しよう。これを言われたら、こう言おう」といった感じでメモを書いて準備をしていました。
一方、会話の瞬発力にたけている同僚は準備なしにすぐ電話。とっさの質問にも素早く対応…。すごい!本当にすごい!…と、ただただ尊敬ばかりでした。
ただ、その同僚は自身が「計画性を持って物事を進める」ということは苦手だと話していました。わたしはどちらかというと物事を計画的に進めるのが得意な方…。人には強み・弱みがあるもの。ストレングス・ファインダーを知ってからも、そのことを実感する場面がたくさんあります^^
③ スライドはシンプルに
スライドはシンプル・イズ・ベスト!
スライドはシンプル・イズ・ベストです!(重要なので2回言う)
スライドは話の内容を補完するものという立ち位置かなと思っています。状況や場合によりますが、あくまでも話しがメイン。そのため、びっしりと文字が詰め込まれたスライドを作らないよう気を付けました。
今回、作成したスライドの一部です。
あくまでもメインは話す内容。スライドは視覚的に補足する程度のものという認識で作るよう心がけてみました。
スライドはCanvaでつくりました。このブログのアイキャッチもすべてCanvaで作成しています。
パワポ、Googleスライド…いろいろある中でどれがいいのか迷いました。どれも試してみましたが、最終的にCanvaで作りました。当日もCanvaのプレゼンテーションモードを使ってイベントを進めました。
Googleスライドとパワポも試してみましたがわたしの技量が足らず、なんだか会社っぽい仕上がりになってしまう…^^;(べつに話が伝わればいいんですけどね)このブログのコンセプトと同じで「見た目も楽しめる」という感じがなかなか出せず…。
YouTubeで調べるとCanvaで作るプレゼン資料の動画がたくさんあることがわかりました。作った資料をそのままプレゼンできる機能まで付いている。普段アイキャッチを作っているだけあって、操作も慣れていたのでとても使いやすかったです。デザインも多いので「それっぽい」仕上がりになります^^
ブログのテーマカラーであるピンク色を配色することもできたので、自分的には満足でした。
おまけ:手帳を紹介すること
わたしは自分軸手帳のアンバサダーをしています。(2021年9月時点)
アンバサダーの役割のひとつに「自分軸手帳を広めること」があります
今回のイベントは自分の手帳の使い方をシェアするということがメインでした。ですが、参加者の中には、イベントがきっかけで自分軸手帳に興味を持つ方がいるかもしれない…。そのような方のために…そして、アンバサダーという役割としてできること…という2つの意味で、自分軸手帳についても紹介してみることにしました。まず自分軸手帳の運営の方に相談してみました。
「自分が所属するコミュニティで、手帳に関するイベントをしたいのですが…こういう点に気をつけて、自分軸手帳を紹介したいと思います」ということを伝えしました。幸い、運営の方から快く許可をいただくことができました。
自分軸手帳を手帳部以外の場所で紹介するときに気をつけたこと。それは、自分軸手帳の公式ホームページに公開されている情報に限りお伝えする、ということです。
自分軸手帳にはユーザーだけが加入できる「手帳部」というコミュニティがあります。安心安全の場づくりの一環として、コミュニティ内での情報を外に持ち出してはいけないと認識しています。
そのため、スライドを作成するときには公式HPに公開されている内容に沿ったオープンになっている情報だけを載せるようにしました。
今回のイベントは2021年8月に開催しました。イベントをすると決めたとき、はじめは10月頃を想定していました。ですが、その頃には自分軸手帳2022が完売している可能性が高いと思いました。(実際のところ2022年版は夏の先行販売期間にて売り切れました)そのため、もし、イベントで興味を持って買ってみたいと思って下さった方がいたとき、「売り切れ」になってしまっては、参加者の方の機会損失になってしまう…と思い、イベントの日程を早めることにしたという経緯があります^^;
イベントの当日編
① リアルと同じように話す
② 笑顔を忘れず
③ 参加者と一緒に楽しむ
イベントの当日に心がけたこと3つについてお伝えしていきます^^
① リアルと同じように話す
オンラインのイベントであっても、リアルと同じように話すことを心がけました。目の前にリアルな人物がいるわけではないので、画面に向かってボソボソと話してしまいがちです。
想像力をはたらかせてみました。ここは、とあるカフェ。集まった人がいます。その人たちに「わたしが使ってる手帳こんな使い方していて、こんなところが良いと思っているんだけど話、聞いてくれますか?」と言う。するとそこにいる人たちが「え、なになに?手帳?聞きたい!」と言ってくれます。そこでわたしから「この手帳はね…」と話し始める。
こんなイメージです。実際にはこんなにラフな感じではなく、丁寧にきちんとお話しましたが、気持ちやノリはこんな感じです。わくわく楽しく話すようなイメージです。
② 笑顔を忘れず
そしてなによりも笑顔を忘れずに。わたし自身が緊張していたこともあり、笑顔でいられたか、あまり覚えていないのですが、忘れないように心がけました。
わたしの場合、仕事で顧客対応していた経験もあり、表情に気をつけてきた方です。話すときの声のトーンや表情など…。
ただ、それは仕事としてスイッチ・オンの状態で発揮できるものだと実感…^^;今回のイベントは完全プライベートで行っているため、どんなモードで行ったらよいか、わからなくなりました^^;
自分が一体なにを目指してどこに行きたいか、よくわかっていない部分があります。ですが、やってみたいことに「Zoomでイベントをする」と書いた。書いたということは、なにかしらアンテナが立っていることかも?ということなのです^^
③ 参加者と一緒に楽しむ
※イベントで使用したスライドです。
なにより、イベントは主催者と参加者が、一緒に場を楽しめることがベストです。そのため、一方的なスピーチになってしまわないよう、進行の途中にいくつか質問を入れてみました。
今回、イベントをやりませんか?とお声がけ下さったのは、ストレングスファインダーのコーチの方でした。そのため、イベントの内容にはストレングスファインダーについても入れてみました。手帳と資質の相性について、コーチの方からコメントをいただく進行にしてみたり…。
反省点としては、コーチの方から資質についてとても有意義なコメントをいただいたにも関わらず、そのコメントについて、きちんと返答できたか微妙…ということです。コメントくださったことについて、もっと話してみたかったです。しかしながら、進行や時間が気になってしまい…。コメントを拾って参加者のみなさんにもシェアするという流れができていたか、緊張で覚えておらず…。泣
場数を踏まないと上達しないもの。また機会があればイベントをやってみたいと思います。
おわりに
いかがだったでしょうか?ZOOMではじめてオンラインイベントをする方に向けて気をつけたいことをお伝えしてきました。
お伝えしたいポイントを振り返りたいと思います。
① 参加者に持ち帰ってもらいたいものは?
② 原稿をつくる
③ スライドはシンプルに
①リアルと同じように話す
② 笑顔を忘れず
③ 参加者と一緒に楽しむ
今回イベントをすることで、参加者のみなさんにどう楽しんでもらうか、そして、自身の経験をシェアすることは、自身の学びにもなることを身をもって学びました。
昨今、アウトプットが大事!と言われていますが「人に伝える前提でアウトプットする」ことのすごさを肌で感じました。
まずは「イベントをする」と決意すること。これから、やってみたいけど、どうしようか迷っている。そんな方の背中をそっと押せたら嬉しいです。
この記事が、これからZOOMでイベントをやってみたい!やることになった!という方の参考になったらうれしいです♪
ちなみに、現在、行動できる自分になる!思考の言語化サポートという個人相談サービスにて様々なご相談をお受けしています。詳細はこちらからご確認ください^^