この記事では自分軸手帳の引き算のワークについてお伝えしていきます♪
引き算のワークに取り組むことで…
- やらなくて良いことがわかる
- 「当たり前」を見直すきっかけになる
- やりたいことに時間を当てられる
自分軸手帳の最大の特徴でもある自分軸を育てるワーク。こちらは全部で9つ用意されています。その中のひとつ「意志力」を見える化するためのワークとして引き算のワークがあります。
誰にとっても1日は24時間しかありません。やるべきこと、やりたいことはたくさんあるけれど今やっていることの中で、やめたり、やり方を変えたりできることはないか考えてみましょう。 ※自分軸手帳「引き算のワーク」のページより
みなさん「意志力」を意識したことありますか?お金や時間とちがい数字で見えないのが「意志力」です。「気力」「やる気」といった言い方もできます。
「意志力」は目で見ることができませんが、誰にでも確実に存在しているもの。その意志力は誰のために使いたいですか?他人のために使いたいですか?それとも自分や自分の大切な人のために使いたいですか?
意志力には限りがある。だからこそ、うまく配分していきたいものです。「引き算のワーク」と向き合うことは「自分の資源」と向き合うこと。自分の限りある意志力をうまく使っていくためにはどうすればいいのか。まず、引き算することから始めてみましょう!
▼こんな方に向いてます
・自分軸手帳のワークに取り組みたい
・引き算ワークの書き方を知りたい
・引き算ワークを活かしたい
ちなみに、現在、行動できる自分になる!思考の言語化サポートという個人相談サービスにて様々なご相談をお受けしています。詳細はこちらからご確認ください^^
引き算するときのポイント
step1:やめたい・やりたくないことを書く
step2:やめるための方法を考える
「step1:やめたい・やりたくないこと」を書くときのポイントはこちらの2つです。
- 幸せを妨げられた瞬間
- 減らしたいこと
※自分軸手帳:24時間の棚卸しワークより
引き算のワークに取り組むとき、ひとつ前の24時間の棚卸しワークからやってみることをオススメします。実は自分軸手帳のワークは巻頭から順番にやっていくことで、自分軸が育つ仕組みになっています。
もちろん気になったワークから始めるのも良し。手帳の使い方は十人十色です!
わたしが書いた24時間の棚卸しワークはこんな感じです。
▼24時間の棚卸しワーク
step1:時間を記録する
step2:振り返りをする
step3:理想の1日を考える
24時間の棚卸しワークの「step2:振り返りをする」の中にある「幸せを妨げられた瞬間」と「減らしたいことは?」に書いたのがこちら。
- 朝から焦燥感にかれられる時
- 献立に迷うこと
- 日曜の夕方のバタバタすること
書いたうち、この3つをもとに引き算のワークを進めて行きたいと思います。
引き算のワーク step1
step1:やめたい・やりたくないことを書く ←ここ
step2:やめるための方法を考える
まず、step1ではやめたい・やりたくないことを書き出します。ここから書き出せる引き算のワークはこんな感じです。
① 朝から焦燥感にかれられる時
→step1:朝から焦りたくない
② 献立に迷うこと
→step1:献立に迷いたくない
③ 日曜の夕方にバタバタすること
→step1:夕方にバタバタしたくない
これらを引き算のワークのstep1のページに書いていきます。
幸せを妨げられた瞬間に書いたことのひとつに「子どもがグズグズして夫がダラダラしてる時」というのを書きました。ですが、これは引き算しようと思っても限界がありました。なぜなら人を変えることはできないからです。
人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ。なので、これについては自分が考え方を変えるという対策になるかと思います。
・なぜこの状況になったか振り返る
・事前にできる対策がないか考える
そのためにも、アンガーログを取るようにしています^^
▼アンガーログについてはこちらの記事で紹介しています♪
引き算のワーク step2
step1:やめたい・やりたくないことを書く
step2:やめるための方法を考える←ここ
つぎに、step2では、やめるための方法を考えて書き出します。
① 朝から焦燥感にかれられる時
→step1:朝から焦りたくない
→step2:前の日の夜に準備しておく
② 献立に迷うこと
→step1:献立に迷いたくない
→step2:事前に献立をまとめて考える
③ 日曜の夕方にバタバタすること
→step1:夕方にバタバタしたくない
→step2:時間に余裕を持って帰宅する
このように日常生活の雑草を取り除くようなイメージでやめるための方法を考えます。引き算のワークに取り組むことは自分軸のある主体的で幸せな人生を送るための第一歩です。
昨日より今日、今日より明日がちょっと良くなること、それが幸せになるための道のりです。
定期的に見直そう!
引き算のワークは定期的に見直すこともおすすめです。わたしの場合、一度はあきらめたものの、後から見直してみたらやめられたことがありました。
それは「ATMのはしご」です。以前、引き算のワークに「ATMのはしごをやめる」と書きました。なぜATMのはしごをしているか?それは夫の会社指定の銀行と住宅関連の銀行がちがうからです。
メインの口座から、住宅関連の口座や子どものための口座にお金を移動させるのにATMをはしごしていたんです。幸い、ATMも近い場所にあるしそんなに苦ではないかな~と思っていたんです。
ですが、この作業自体をやめられないか?と思い、自動振込について調べてみることに。結果、手数料がいくらかかかることがわかりました。
このように思い、この引き算については放置していました。数ヶ月経ってから、ふと引き算のワークを見直したとき、そういえばこのATMのはしご、手数料かかってもいいから設定してみようかな、と思ったんです。
そしてもう一度調べてみることにしました。すると、一定の条件を満たすと月数回、他行へ自動振込の手数料が無料になることがわかったんです!さっそく設定してみました。
#自分軸手帳 の
引き算ワーク
ATMはしごやめました手帳に書いて行動する
日常の雑草を取り除くように
引き算も進めます@jibunjiku_p pic.twitter.com/UnY9uqvIZW— えみか@自分軸手帳部 (@inomi1313) July 28, 2021
それから、きちんと振り込みできているかチェックをしつつ、見守ることに…。きちんとできていました!(パチパチ)
このように、以前、調べたときには「やめられない、やめる方法が見つからない」ということも、時間を空けて見直しをしてみると、できることがあるかもしれません。
ぜひ、引き算のワーク、定期的な見直しをおすすめします!
引き算を進めるキーワード
引き算のワークを進めるためのキーワードは、ずばり「めんどくさい」です。
日常生活で「めんどうだな…」と感じることをその都度スマホにメモしていきます。するとそれが引き算のワークのヒントになります。
- レジに並ぶのがめんどくさい…
- ATMのはしごがめんどくさい…
- ゆでたまごをむくのがめんどくさい…
引き算のワークにアンテナを立てる1週間を作って「めんどくさい」という気持ちになったことをメモしていく方法がオススメです。
わたしの場合、思い浮かんだらすぐスマホのGoogle keepにメモしていきました。日常的に「めんどくさい」と思っていると嫌な気持ちになることもあります。ですが、これは引き算のワークと向き合うために期間を設けてやっているんだ、と思うと前向きに捉えることができます。
わたしの場合、引き算のワークは、足し算のワークほどサクサク進みません。足し算のワークは「やりたいこと」を書き出すのでワクワクしながら楽しく書けます。なので、どんどん進みます。
一方、引き算のワークは本当はやめたい…と思っていることに向き合う必要があります。たとえば「甘いものを食べすぎない」とか…。これ、習慣になってしまっていて、なかなかキッパリとやめることができない。むずかしいんですよね…。
たとえば「ゆでたまごをむくのがめんどくさい」というような、すぐにやめられることは良いんですけどね…。そうでないことも考えてしまうのでなかなか引き算が進まない…。
引き算=やめること、というのは=痛みを伴う。だから引き算のワークはなかなか進まないのです。なので、足し算のワークの記事にも書きましたが、引き算のワークも、短期と中長期に分けて考えると良いかもしれません。
https://twitter.com/inomi1313/status/1430485117470973959?s=20
▼足し算ワークの記事では「時間軸」に分けた書き方もご紹介しています。
まずは日常の小さなことからやめてみる。そのために頭の中で「めんどくさい」と思い浮かんだときに、メモをしてみることから始めてみるのはいかがでしょうか?
本気の引き算できてる?
ここまでご紹介した引き算のワークというのは、どちらかというと短期的な視点に立ったものが多かったです。しかし、人生で本気でやりたくないことを引き算していこうと思ったら、もっともっと自分の内なる声を聞く必要があります。
#自分軸手帳
引き算ワークに本気で
取り組むための極意は
これかもしれない😳✨今週の読書より📖 pic.twitter.com/f2ZqHs63ol
— えみか@自分軸手帳部 (@inomi1313) August 17, 2021
中長期的に引き算したいことを書くときにはこちらの本が参考になりました。神田昌典さんの『非常識な成功法則』という本です。こちらでも、やりたいことの前にまず、やりたくないことを書き出すこと、とあります。
(2024/11/21 08:08:36時点 楽天市場調べ-詳細)
引き算するときには、思い切り自分勝手に、エゴをぶつける…!たしかにそれくらいの思いで引き算しようと思わなければ、現状を打破することはできません。変えたい!変えるんだ!本気で引き算に取り組んで、全力で足し算をしたい!人生でやりたいことを叶えたい!というアグレッシブなあなた、好きです。(いきなりの告白すみません…笑)わたしと一緒に本気の引き算していきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか?この記事では自分軸手帳の引き算のワークの書き方についてお伝えしてきました。
step1を書くときには、24時間の棚卸しワークにも取り組んでみること。そして日常生活で「めんどくさい」と感じたことをメモしてみましょう!
step2では、すぐに解決できなくても、時間を置くことで、やめられることがあるかもしれません。引き算のワークを定期的に見直してみましょう。
中長期的にやめたいことについては、人生から本気で消し去りたいことを、ありのままに書いてみましょう。誰にも見せる必要はありません。
わたしも引き算のワークはまだまだ改善の余地があると思っています。手帳は完成しない。なぜなら自分軸を探す過程、旅、そのものが手帳だからです…。
これからも試行錯誤しつつ続けていきましょう!続けた先には自分のありたい姿が待っているはずです^^
ちなみに、現在、行動できる自分になる!思考の言語化サポートという個人相談サービスにて様々なご相談をお受けしています。詳細はこちらからご確認ください^^
\自分軸を育てる、仲間と育てる/