この記事では自分軸手帳の感謝のリストの活用法についてお伝えしていきます。
- 感謝すると自分が幸せになる
- 人の良いところを見ようとする習慣が身につく
- 物事の良い面を見つけるのがうまくなる
自分軸手帳の感謝のリストに取り組んでよかったこと、それは…
夫にやさしくなれたこと
わたしは産後、ワーキングマザーになりました。子育て、家事、仕事…忙しい日々を過ごす中、だんだん夫への小言が増えていきました。
表立って夫婦関係が円満とは言えずに悩んでいました。そんなわたしが「手帳に感謝を書くこと」で少しずつ気持ちに変化が芽生えたのです。
この記事では、感謝のリストを通じて起きたマインドの変化、書き方のコツ、活用法についてお伝えしていきます。よろしければ、お付き合いください^^
▼この記事はこのような方に向いています
✔自分軸手帳の使い方を知りたい
✔感謝のリストを活用したい
✔パートナーシップを改善したい
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一日一個、感謝を書く
産後、夫への小言が止まらないわたしが、どのようにして夫へのやさしさを取り戻したのか。ずばり、
自分軸手帳に、一日一個、夫への感謝を書きました。
夫に対し、ありがとうと思ったことや夫の良いところも書いてみました。こんなことで、小言を減らせる?やさしくなれる?そう思いますよね…。
私も不思議でした。振り返ってみると「感謝」にはさまざまな効用があることがわかったのです。
感謝のリスト
あなたは日ごろ、どんなことに感謝をしていますか?
※自分軸手帳の感謝のリストのページより
自分軸手帳には「自分軸を見つけよう」と題して、6つの自分を構成する要素が紹介されています。
- ありたい姿
- 強み・弱み
- 幸せ
- 能力・スキル
- リセットボタン
- ワクワク
この中の③幸せを見つけるためのワークとして感謝のリストが用意されています。
感謝と幸せには深い関係があるといわれています。あなたは何に対して感謝の気持ちを持ちますか?書き留めて記録することで、あなたにとっての「幸せ」が見えてきます。
※自分軸手帳P9より
ありがとうの効用
みなさん、日頃からまわりの人に感謝を伝えていますか?「ありがとう」と言葉にすることや感謝の気持ちを持つことは自分の幸せにもつながること、自分軸手帳の感謝のリストの説明にも書いてある通りです。
日本語のありがとうの由来。みなさんも耳にしたことがあるのでは?「ありがとう」は漢字で書くと「有難う」です。
有り難い=有ることがむずかしい=あたりまえではないということ
当たり前になっていることを見直し感謝の気持ちを忘れずにいたい。そう思いながら過ごしたいものです。わたしの場合、感謝について理解を深めていた方だと自覚していたものの、産後そうはいかなくなりました…^^;
母親と父親になるスピード
夫は、時速10kmで父親になる
妻は、時速100kmで母親になる
引用:『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』より
いきなりですが、こちらの本に書かていた興味深いフレーズ。まさに我が家もこんな状態でした。
わたし=妻は爆速で母親に。
夫は、のんびり時間をかけて父親に。
ホルモンバランスの乱れ、生活の変化、睡眠不足など、わたし自身のメンタルがだいぶやられていました。そのことからも夫へのイライラが増えていきました。
そこに時速10kmの夫…
・わたしが赤ちゃんの夜泣きに対応してる間ずっと寝てる
・トイレットペーパーの芯は捨てずそのまま放置
・使ったコップはシンクに置きっぱなし(これはいまもw)
産休・育休を経て、さらに生活が変化しました。わたしの生活は変わっている。なのに夫は何も変わっていない。この考えがだんだん、こう変わったのです。
わたしはこんなにやってるのに、夫はなにもやってない
産後、母親になると、自分のリソースの大半は子どもへ…。すると夫に対するリソースはほとんどなく、感謝や気遣いまでも忘れてしまう日々。
気付いたら、夫への思いやりがないどころか、小言を言ってしまう。夫だって仕事で疲れている、そんなことはわかっている。でも、子どもの世話をしていると、夫と気の利かなさかなさにイライラが止まらなくなる…。
パートナーシップ改善の決意
ただ、心のどこかでこう思っていました。このままではダメだ。この状態でいくと夫婦関係が破綻してしまいそう…。そう思いつつ、根本的な対処をしないまま時が過ぎました。
ただ、時間が解決したこともありました。子どもの成長にともない、夫もだいぶ父親らしくなりました。子どもを連れて半日出かけられるなど。
振り返れば、父親として素晴らしい面もたくさんありました。わたしのイライラも時の経過により、だいぶ減ってきたように感じていました。
ただ、日常生活のこまごまとしたことに対する小言はどうしても減らせなかったのです。
その頃に出会い、使い始めたのが自分軸手帳なのです。(前置きが長い)
夫への感謝を手帳に書く
自分軸手帳を使い始めてから、ウィークリーページに「スリーグッドシングス」を書くようになりました。毎日3つの良かったことを書き出します。
▼スリーグッドシングスについてはこちら
ただ、このスリーグッドシングス、見返してみると、子どもと自分のことが多い…。夫のことはほとんど書いていませんでした。
https://twitter.com/inomi1313/status/1416856550514335752?s=20
そこで、ふと、感謝のリストのページを見てみました。活用できていないままだったことに気付きます。
そう思い、気軽な気持ちで書いてみることにしました。
すると、夫のよくない面ばかりが見えて、小言ばかり言っていたのに、感謝のリストを書こうと、よいところを探してみると意外と見つかってきたのです。意識すると気付く…という感じでしょうか。
パートナーシップの改善に役立つのでは?と感じ書き続けてみることにしました。感謝のリストに書こう!と思うと、あんなに小言ばっかりだったのに、だんだん夫のよい面を見るようになったのです。
書いてるうちにスペースがなくなってきました。ちょうど月が変わるタイミングだったので、8月からはマンスリーページの空白スペースに一日一個、書いてみることにしました。
https://twitter.com/inomi1313/status/1424830343173967878?s=20
習慣化チャレンジの活用
少しずつでしたが、小言を減らすという引き算ができてきたので、今度はやさしい声がけをするという足し算をしてみようと意識が変わりました。
ちょうど、一日一個、夫への感謝を書き始めたとき、自分軸手帳の手帳部で習慣化チャレンジという企画が始まりました。
習慣化チャレンジ:習慣化リストを活用して、2週間、自分が取り組みたいと思う項目を中心に習慣にしていこうというイベントです。
https://twitter.com/inomi1313/status/1428091833494773769?s=20
はじめるときに、ゴールを設定しました
家族への感謝を忘れない自分になる
家族って身近な存在なので、いろんなことが当たり前になってしまうんですよね…。夫が仕事をすることも、子どもがそこに存在することも、みんなが健康でいることも…。当たり前の日常として過ぎ去ってしまいます。
感謝の気持ちは、意識しないと流れていってしまうもの
※自分軸手帳の感謝のリストより
習慣化チャレンジの2週間と、自身が書いた毎日の感謝が合わさり、夫に対する気持ちに変化が現れました。
https://twitter.com/inomi1313/status/1434977204069453829?s=20
自分軸を構成する要素のひとつである幸せと深く関わっているのが感謝。
感謝のリストを作成することで、感謝する機会が増えたり、感謝を伝えたりできるようになる…
※自分軸手帳の感謝のリストより
自分軸手帳には「自分軸を育てる、仲間と育てる」というキャッチフレーズがあります。今回、感謝のリストのワークに取り組むとき、習慣化チャレンジを活用できたこと。これは仲間と一緒になにかに取り組むことで、自分ひとりでは続けられないことも、できるようになるということ。
1ヶ月続けてみて感じたこと
1ヶ月続けてみました。わたしが小言を言わず、やさしく声をかけ、機嫌よく過ごすことで、なんだか夫の機嫌もよく見えた気がしました。
※こんな気付きもありました。鏡だったのか。
たぶん、夫は変わってないんです。
産後、変わってしまったのはわたしの方です。わたしが夫への見方を変えていたんです。
一日一個、はじめは、しぼり出すように書いていました。小言だらけの日々だったので、感謝どころではなかったのです。ですが、夫にも良いところがたくさん。まずは、よいところを中心に書き出しました。
そして、だんだんと日々の生活の中で、ありがたいという出来事に気付けるようになってきました。どんなことでも、当たり前でないんだという気持ちを持つことで、日々の生活が感謝であふれていることに気付いたのです。
家中の換気フィルターを変えるのはいつの間にか夫の役割となっていましたが、気付いたら変えてくれてる…。洗面所で、換気の音が大きく聞こえるようになって、上を見上げる、するといつの間にか新しいフィルターが貼られている。
今までだったら、フィルター変えるくらいなに?!そのフィルターの在庫を管理して少なくなったら買ってきて、家のサイズに合うようにカットして洗面所の下に収納するまで、わたしが全部やってるのに!なーんて考えがよぎっていました^^;
でも、変えてくれたこと自体は事実。フィルターがひとりでにふわふわ〜っと上昇して換気扇にペタっと張り付くわけではない。夫が変えてくれたという事実、そのことに対して感謝。
感謝のリストは自分の気持ちやマインドも変えてくれるワークでもあることに気付かされました。
おわりに
いかがだったでしょうか?自分軸手帳の感謝のリストを通じて起きたマインド変化と活用法についてお伝えしてきました。
スリーグッドシングスとあわせて、大事にしていきたいのが感謝のリスト。実は書くときだけでなく書き溜めたリストを見返したときにも幸せな気分になるというおまけつきです。
マインドに変化が起きたのは事実。でもこれがずっと続くかというと、だいぶ道のりは長いと思います。わたしも含め人間はそんな簡単に変われない生き物。
ただ、ひとつ言えること、それは…
他人と過去は変えられない、変えられるのは自分と未来だけ
この言葉を胸に、パートナーシップの改善に取り組んだりするもよし。日常のちいさなことに感謝できる自分になるもよし。どちらも自分軸を育てる糧となります。
幸せな毎日とは感謝できることがあるということに気付けることなのかもしれません。これからも、自分軸手帳と一緒に日々の生活を感謝とともに生きていきたいと思います。
あなたも一緒に感謝のリストを書いてみませんか?
\自分軸を育てる、仲間と育てる/